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サンノゼで家族5人暮らしの毎日です。
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  [ 宮下奈都「静かな雨」 ]
2018-06-01(Fri) 01:34:25
「羊と鋼の森」がとても面白かったので、同じ作者の「静かな雨」を図書館で見つけて思わず手に取りました。でも調べてみたら、「羊と鋼の森」は2015年に刊行で、「静かな雨」は2004年の文學界新人賞化策なのだそうです。「羊と鋼」が本屋大賞など3つの賞をとるほど人気が出たので、後から「静かな雨」が発行されたのでしょう。2007年の「スコーレ No. 4」もぜひ読んでみたいです。

「静かな雨」は素敵な装丁で、行間が少し広めで上下の余白も大きめに取られた印刷なので、さっと読める量の本でした。どこでページをめくるかにも気を配って文章が配してあり、そんなことにも気づいてしまうような素敵な文章でした。

片足の不自由な主人公のユキスケと、タイ焼き屋のコヨミさんの恋の物語ーではあるのだけど、2人ともとても魅力的。特にコヨミさん。

いくつか印象的なエピソードと言葉を覚書しておきたいと思います。

ユキスケが小学校低学年のとき、あきらめを知るエピソード:
地球の自転のスピードが時速1600㎞以上、音速より速い(秒速463m)と知って恐怖感におそわれる。「誰か地球を止めて」そう思う気持ち、とてもよく分かりました。

お見せに来た高校生が「何のために勉強してんのかわかんないよ。勉強したら将来何かの役に立つと思う?」とコヨミさんに愚痴ったとき。コヨミさんは「役に立つものしかいらないの?」と返す。

「役に立つか立たないか、それは本人にもわからない。人によって役に立つものが違うのよ。役に立つ時期も違う。それだから、もし、今、役に立たないと思っても、勉強を放棄する理由にはならない。あたしたちは自分の知っているものでしか世界をつくれないの。あたしのいる世界は、あたしが実際に体験したこと、自分で見たり聞いたりさわったりしたこと、考えたり感じたりしたこと、そこに少しばかりの想像力が加わったものでしかないんだから。」

このあたり(P54~)の一連の会話が、ものすごく心に響きました。私がいつも心のどこかで思っていたことを言ってくれた!というような。

会話はさらに続きます。

「あたしの世界にもあなたはいる。あなたの世界にもあたしがいる。でも、ふたつの世界は同じものではないの」
「世界は広い。だけどあたしの世界はあたしの身の丈にあったぶんしかない。そう思うと、焦るでしょ? いろんなことを知りたい、知らなきゃいけない、って気分になるでしょ?」

「そんなら世界旅行にでも行けば?」と返されて、

「だけど、新しいものやめずらしいものにたくさん会うことだけが世界を広げるわけじゃない。ひとつのことにどれだけ深く関われるかがその人の世界の深さにつながるんだとあたしは思う」

この部分、本当に納得です。そしてまたいくつかの会話が続いた後、

「つまり」
「あなたはあなたにとっての世界を立ち上げるために、学校に行ってるのではないかな」
 
「だから、学校で習うことなんて机上の理論なんだって」とまだ食い下がる高校生に

「その中にひとつも興味を引かれるものはないの? もしもまったく興味を持てないんだったらしかたがない。学校ってこういうところだっていう一単元として、あるいは地図の一地点としてあなたの世界に加わることになるね。だけど、もし、面白いと思えるものがあったら、それが世界の戸口なんだよ。あなたにとっては突破口かもしれない。いつでも開ける。そこからあなたは外に出られる」

もうこの文章を読んで、とても感動しました。いつの日か、私のクラスの生徒に伝えたい、そう思っています。

まだ2作しか読んでいないけど、すっかり宮下奈都さんのファンになりました。
「静かな雨」もお勧めです。



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  [ 衝動買い禁止 ]
2018-04-27(Fri) 01:38:20
この1~2か月くらい? たくさん衝動買いをしています。
一般人のおしゃれブロガーのブログを見るようになって、すぐ影響されるようになってしまった感じです。そういうサイトを見ているから、広告なども私好みのものや気になっていたものが表示されるのでますます危険。この夏は日本に帰国しないとはいえ、子供たちの夏のキャンプにかなりのお金がかかるし、自分の服は有り余るほどあるはず! しばらく衝動買い禁止令を自分に課さねばと思ってここに書いています。

もう4月も終わりに近づき、子供たちの現地校もあと1か月ちょっとで学年が終わります。
あー、なんか一番下の次男が小学校を卒業するかと思うと今から感慨深いものがあります。親のボランティアが義務の学校だったので、この夏からはついに子供の学校でのボランティアがなくなる! 夜の親ミーティングがあったり、フィールドトリップのために運転しなければならなかったりと、とてもいい学校ではあるのだけど、普通の学校に比べたらやっぱり親のストレスや労働負担がかなり大きい学校だったので、若干無理やり次男に卒業を強いてしまいました。まぁ次男は仲良しのお友達が皆残らない(中学まである学校なので残ることもできる)ので、自分は残っても残らなくてもどちらでもいいような感じでした。残れば知った友達もいるし、兄を見てなんとなくゆるーい中学の様子も知っているので楽ではあったでしょう。でも、もう私がボランティアに疲れたというのが本音。次男には、中学校で新しいお友達を作り、違う世界を知ってほしいと思います。



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  [ Brandon Stanton の講演会に行ってきました ]
2018-04-06(Fri) 01:01:00
娘が学校の先生にお勧めされたということで、HUMANS OF NEW YORK の著者(創業者)であるBrandon Stanton の講演会に行ってきました。場所はスタンフォードのオードトリアムで、無料です。

brandonstantonl.png
(画像はサイトよりコピーしました)
https://www.eventbrite.com/e/an-evening-with-brandon-stanton-tickets-44744964393
上記ウェブサイトに彼についての説明も出ています。

会場はスタンフォードの学生らしき人がほとんどでしたが、若者でいっぱいでした。
私はこのサイトのことを知らなかったのだけど、娘によるとかなり有名らしいです。
ニューヨークの一般の人の写真と、その人から聞き出した言葉を添えたブログが評判を呼び、本も出版してベストセラーになっているということ。会場で会った娘の友人がその本を持ってきていて、ちらっと見せてもらったらとても面白そうでした。買おう!とすぐ思うくらい。

彼自身もすごく面白い人で、自分で自分の話に笑ってしまっているところがたくさんあって、この話どこまでホントなの?と思うところもあったけど、たぶん本当なのでしょう。

もともとはジョージア大学をドロップアウトしかけて、でも気を取り直して大学に戻って卒業し、トレーダーになってお金も稼ぐようになったけれど、毎日考えることはマーケットの動きばかり。
そしてリーマンショックがきて、最もリスクのある取引をしていた自分がレイオフされるのは確実になったとのこと。そこで仕事をやめ、時間ができたので、自分が得意なこと・好きなことをやろうと思ったと。写真が好きだったので、ニューヨークに行って写真家になる夢を追うことにした。でも、最初は自分のブログは別に注目されていなかった。急にアクセスが増えたのは、人物とその人から引き出したコメントを添え出してから。自分が他の人より優れていると思われるのは、見ず知らずの人に写真を撮らせてほしいと声を掛け、その人独特の話を引き出すことにあることに気づいたということ―――。

お金や地位を追い求めるのをやめて、自分が生きていくのにちょうどいいだけのお金さえ稼げればいい。自分が本当にずっとやっていたいことをがその人自身を表すのだ、という言葉が心に残りました。お金を稼ぐことばかり、いい成績をとることばかり追い求めていると、その人の人格がそれだけになる。それでいいのか?と思ったということでした。

会話のきっかけになりやすいのは、その人が今苦労していること、苦戦していること(struggle)を聞くことだということもとても印象に残りました。

 

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  [ 剣道の前に夕飯を食べて具合が悪くなる ]
2018-03-09(Fri) 14:49:55
末の息子とともに剣道を始めて3年ほど。息子はいやいや母に付き合っている。
初心者クラスから上級者クラスにあがったはいいが、上級者クラスは練習がきつい。
そして、上級者クラスは夜8時からの練習なので、早めに夕飯を食べてから出かけている。
しかし!
夕飯を食べる時間がどんなに頑張っても6時半くらいになってしまうと、、、。

剣道の練習の最中に具合が悪くなる。
もう今日で3回目くらいじゃなかろうか!

いい加減学習しないと。

私と同じようにおばさんになってから始めたお仲間がいるのだけれど、その方は練習の時は4時くらいに夕飯を食べると言っていた。

私もそのくらいにしないといけない。もしくは食べないか、食べてもほんの少しにする。

今日も少し目に食べたつもりだったのだけど、きっとまだ多すぎたのだ。
息子は今週は現地校のPEのテストウィークで、反復横跳びを限界までやらされたりして足がめちゃくちゃ疲れてると言っていたので、私が具合が悪くなって早く帰ることになってちょっと嬉しそうだった。

ここに自戒のために反省を書き記し、もう具合が悪くならないようにしたい。

こんなんだから、上達しないのだよなぁ、、、。

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  [ グラフィックノベル「SNOW WHITE」とパウロ・コエーリョ「不倫」 ]
2018-03-03(Sat) 14:26:00
あっという間に3月。最近夫の出張が多く、ほぼワンオペ育児の毎日です。
読書は毎日少しずつ、寝る前にほとんど毎日しているので、読んだ本も結構あるのですが、なかなかここに記録できません。

いつも割と決まった作家の本を読むようになっているのですが、図書館でぱっと目について借りてみてよかった本。
一つはマンガしか読まない次男に、これなら読むかもと思い借りた「SNOW WHITE」。
snowwhite2.png snowwhite1.jpg
なかなか良かったです!
白雪姫の話を現代風にアレンジしたマンガと言えばいいのかな。
私のような英語の本が苦手な人間でもさらっと読めます。絵も素敵。
次男も「結構いいねー」と言いましたし、高校生の娘も「いいねー」と。
長男は読んだのかな? 未確認。

もう一冊は、たまには知らない作家の翻訳物をよんでみようと、手に取った、パウロ・コエーリョの「不倫」。この作家、実はかなり有名だったようなのですが、全然知りませんでした!
furin1.jpg 
夫にも子供にも、職業にも恵まれた、誰にもうらやまれるような生活をしている30代の女性編集者リンダが、ふとしたきっかけで再開した元彼と不倫してしまう話なのですが、、、。
リンダの一人称で語られる、彼女の心理がすごく分かる~。
一つ一つの章が短くて、少しずつ読み進められるのもいいし、読み始めると先が気になる面白さもあり、かなり短い期間で読み終えました。この作家はいろんな作風の本を書いているらしいので、もっと読んでみたいです。

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