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サンノゼで家族5人暮らしの毎日です。
  [ ジェフリー・アーチャー「時のみぞ知る」上下巻ークリフトン年代記第1部 ]
2017-11-18(Sat) 02:26:39
久しぶりに手に取ったジェフリー・アーチャー。これはクリフトン年代記(The Clifton Chronicles)第1部となってますが、すでに第7部まで出ていました! この「時のみぞ知る」は「Only Time Will Tell」という原題です。そして、これがまたものすごく面白かった!

イギリスを舞台にしたクリフトン家とバリントン家という2つの家の宿命的な絡み合いが1920年代から描かれていきます。各章が、登場人物のいろいろな視点から書かれていて、その中で主役となるハリーがどんな風に成長していくか、どんな家族がいて、どんな生活をして、どんな友達を作っていくか、、、。

ハリーはものすごく貧しい家の生まれで、父を早くに亡くし(この父がいかに亡くなったかも物語で重要)、おじさんと母と暮らしています。どのくらい貧しいかというと、朝ごはんはおじさんの食べ終わったポリッジのお皿をなめるのが楽しみなくらい。一日の食事は2回で、3時ごろにその日に食べられるわずかなものを食べたら終わり。で、頭はいいのだけれど貧しいために進学をあきらめかけます。彼に小さいころから才能を見出していた元軍人(でも物語登場時は浮浪者のようになっている)オールドジャックに、学校に通うよう説得され、そこで良い先生との出会いもあり、美声を生かしたコーラス隊に入れたこともあり、ハリーポッターの世界のような寄宿制の学校に入学できることになります。そこで貧しい経歴から何度も恥をかきますが、手を差し伸べてくれた少年と親友になります。

第一部の最後は、愛し合う相手をみつけたハリーが船での下働き修行に出ることになるのですが、その船が転覆。ほとんど全員が死亡という状況の中で奇跡的に助けられた3名のうちの1人となります。そこで、ハリーは船員の中の1人になりすますことにし(バリントン家とクリフトン家の複雑な関係と母の隠していた過去の出来事により、ハリーの愛する人とは異母兄弟の可能性があることが分かり、結婚できないから)、アメリカにわたるところで終わります。

すごく続きが気になる! 第2部はすでに手元に購入済み。読むのが楽しみです。

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  [ 住野よる「君の膵臓をたべたい」 ]
2017-10-10(Tue) 14:46:57
「君の膵臓をたべたい」を読み終えました。夏の日本の映画館で、映画の予告を見て興味をもったのと、今年これを読んで読書感想文を書いてた子が数人いたので、どういう話か知りたかったのです。

だいたいの筋は知ってはいたのだけど、なんというか、主人公の友達がいない男の子と、膵臓の病気でもうすぐ死ぬという女の子の2人だけの話で、会話は小気味よいウィットが効いているけど、、、。高校生がこんな会話するか?という疑問が心にずっと渦巻いてしまいました。2人の会話はいっぱいですが、話はなかなか進まず、個人的には楽しめませんでした。というわけで読み終えるのにすごく時間がかかりました。私の好みではないようです。残念。




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  [ 次男とこっそりカフェ ]
2017-09-20(Wed) 14:19:27
スタバで salted caramel mocha frappuccino を美味しくいただきました。
saltedcaramel.jpg 
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  [ ジョンソン祥子「すっきり、楽しく、自由に暮らす~Maru in Michigan~」 ]
2017-09-20(Wed) 13:33:48
図書館に「NEW」のシールがついて入っていた本。
パラパラ見て面白そうだったし、写真がとっても素敵、インテリアも素敵だったので借りて読んでみました。

お昼を食べながら読み終われるくらいの本ですが、素敵な写真やインテリアに癒されます。著者のジョンソン祥子さんの文章も素敵。最後の方にある著者への一万字インタビューの中の「人生は巻き戻し」というところ、すごくぐっときました。なんというか、無常観みたいなものを感じて。

忙しい中、日々を大事に過ごすコツはありますか?という質問に対してー
(抜粋)「私の考え方は逆算なんです、全部。写真も、楽しいから撮ってるわけでは実はなくて、それがなくなったら悲しいから撮ってる。もう根底にあるのが悲しさみたいな感じで。
ー中略ー
こんな状態って長く続かないっていうのが分かっている。だから、その時は「ああ、きれいだな」と思って撮っているつもりでも、「なくなってしまうんだ」っていう悲しさが根底にあるんだと思います。」「いつも終わりを考えてしまう。そこから遡って、今のことを考えるんです。巻き戻しですからね、この人生は。巻き戻して、いくら大事だ、大事だと思っていても、大事にしきれなくて、それが悲しいっていうのが私が書いてるブログなんだと思います。こうやって、大事にしようとしていても、あとからあとからこぼれて、思い出にならないというか、逃げちゃう…。
だから、未来を想像しながら、そこに進めるように毎日を過ごしています。」

なんか、すごく考えさせられました。
毎日イライラ。なんでこんなに家事ばっかりしなきゃいけないんだと心の中は不満ばっかりの私。
食べ物なんか本当は適当でよくて、子供たちのために作っているだけ。掃除も洗濯も、毎日を進めていくための最低限しかしてないけど、それすら私以外の家族は自動的に私がやると思ってるような気がして、そのことにもフラストレーションがたまる。

今の家族5人が一緒に過ごせる時期が貴重なものになると分かってるのに、、、。
いや、もっと子供たちが小さい頃がどんなに貴重だったかも今なら分かる。けど、当時は日々に必死で大切に過ごしてなかった気がする。

だから、この著者のように、未来の事を見据えて、毎日を大事にする考え方をすごく見習いたいと思いました。

著者のジョンソン祥子さんの人気ブログ:Maru in Michigan
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  [ 村田沙耶香「コンビニ人間」 ]
2017-09-05(Tue) 14:25:46
半年以上もブログ書いていませんでした。
これだけ書かないでいると、このまま終わりにしてしまってもいいような気になってくるのですが、やっぱり後から振り返ると役に立ったり懐かしんだりできるので、たまには書こうと思います。

夏の間日本に3年ぶりに3週間帰国して、面白い本をいろいろ読んだり買ったりし、それについても書きたいのですが、とりあえず今日読み終わった本について。

村田沙耶香さんの「コンビニ人間」。2016年の第155回芥川賞受賞作。もちろん図書館で借りたわけですが、一気に読める面白さでした。

Amazon より:36歳未婚女性、古倉恵子。大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。これまで彼氏なし。日々食べるのはコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ!」の掛け声が、毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、そんなコンビニ的生き方は恥ずかしいと突きつけられるが…。「普通」とは何か?現代の実存を軽やかに問う衝撃作。第155回芥川賞受賞。

主人公の女性が明らかにする自分の生い立ちや考え方を知っていくと、明らかに何らかの発達障害で、でもそれをうまく隠して生きていけるくらいの賢いふるまいができる。彼女の考え方は真っ当で何らおかしくないように感じてきたりもするのが不思議。
そして、勝手に「普通であること」を歓迎して盛り上がる周りの人たちがおかしいのもよくわかる。

この作品が芥川賞をとったとき、作者の村田さんは本当にコンビニで働いていた人だと報道があった記憶がある。だからだと思うけど、ものすごくコンビニの仕事の描写が細かく、予想以上にいろんな神経を使う仕事なんだと教えてもらえる。

発達障害の人が、自活していくためにどんな仕事につくのがいいのか、いろいろ考えてしまいました。

今月は子供たちの誕生日月間。とりあえず今年も一番下の息子の誕生日映画鑑賞ナイト+お泊り会が無事終わり、ほっとしています。
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